イオン東北（マックスバリュ東北）

　イオン東北は東北６県に、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」など計6業態・150以上の店舗を運営する。同社はマックスバリュ東北として、2000年8月、東証2部に上場。地元SMのM＆A等を経た後、14年にマックスバリュ北東北（岩手県）と合併、売上規模1000億円を超えた。

　20年にイオングループ内のSM事業再編により、イオンリテール東北カンパニー（食品部門）と経営統合しイオン東北となった。さらに21年9月に、イオンリテール東北カンパニーの衣料品部門、住居余暇部門、H&BC部門の事業を経営統合し、総合小売業として事業領域を拡大した。

　「最も東北に貢献する企業になる」をミッションとする同社では、24年8月末に閉店したイトーヨーカドー八戸沼館店の後継店舗となることが決まっている（2025年春ごろの予定）ほか、東日本大震災により甚大な被害を受け、現在も町の復興に取り組んでいる福島県・双葉町に2025年春（仮称）イオン双葉店をオープンする予定だ。また、同じ東北地方でショッピングセンターを展開するイオンスーパーセンターとの経営統合協議も進めている。