[8日 ロイター] – カナダのスポーツ衣料大手ルルレモン・アスレティカが8日発表した第2・四半期(8月2日までの3カ月)決算は、売上高が予想を上回った。在宅時間が増えたことを背景に、ヨガウェアなどのオンライン販売が伸びた。
新型コロナウイルスの流行でリモートワークや自宅でのエクササイズが世界中で広がり、着心地の良いスポーツ関連衣料の需要が伸びている。
オンラインを含む一般消費者向け事業は155%拡大した。
ルルレモンは第2・四半期にフィットネス企業のミラーを5億ドルで買収した。アパレルからの多様化を目指すとともに、新型コロナのロックダウン(都市封鎖)で自宅でのワークアウト需要が高まっていることに着目した。
純売上高は2.1%高の9億0290万ドルで、リフィニティブのIBESデータによる予想(8億4250万ドル)を上回った。
純利益は8680万ドル、1株当たり利益は0.66ドル。前年同期はそれぞれ1億2499万ドル、0.96ドルだった。