米アンダーアーマー、第1四半期損失は予想より小規模
[31日 ロイター] – 米スポーツ用品小売アンダーアーマー が31日発表した第2・四半期決算は、損失が予想を下回った。ただ、広告拡大を背景に年内は利益率が圧迫されると見通した。
株価は寄り付き前の時間外取引で上昇したが、午前は約7%安で推移している。
卸売事業の売上高は58%減。一方で直販は13%減少にとどまり、粗利益率の2.8%上昇に寄与した。新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)で店舗が閉鎖される中、オンライン販売が伸びた。
純売上高は約41%減の7億0760万ドルだったが、リフィニティブ予想の5億5850万ドルを上回った。
調整後収益は1株当たり0.31ドルの赤字。アナリスト予想は0.41ドルの赤字だった。
同社は第3・四半期と第4・四半期に大規模な販売プロモーションを行う方針で、粗利益率に大きな圧力がかかるとしている。