週刊コンビニニュース セブン、クレカ5社の非接触決済を導入

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニに関するニュースを集めた週刊コンビニニュース。6月11日より順次、全国のセブン-イレブン店舗に、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブのクレジットカ5社のブランドのNFC(Type A/B)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービスを導入する。「新しい生活様式」の中で、「触れない」はキーワードの一つ。他の小売業にも広がりそうだ(6月2日〜8日のニュースをまとめました)。

iStock.com/courtneyk

セブン-イレブン
非接触決済サービス導入でキャッシュレス化を加速

 セブン-イレブン・ジャパンは6月11日より順次、国際標準の無線通信技術を使ったクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービスを開始する。キャッシュレス決済の幅を広げる取り組みで、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズクラブの非接触決済サービスを導入し、利便性の向上を図る。今回導入するサービスでは、店舗従業員にカードを渡すことなしに、利用客自身がレジのリーダーに非接触IC対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)をかざすだけで、サインも暗証番号入力も不要となる。安心かつスピーディーな支払い方法として導入を決定した。世界各国では非接触決済サービスが一般的で、キャシュレス決済の利用拡大につながっている。

セブン-イレブン
有料化に伴い環境配慮型レジ袋へスイッチ

セブン-イレブン・ジャパン7月1日からのレジ袋有料化に伴い、レジ袋を環境配慮型の素材に切り替える。小・中・大・弁当用の4サイズを税抜3円で、特大サイズを5円で提供する。レジ袋の収益金は、地域社会の環境保全活動や資源循環などの環境負荷低減のための取り組みに活用していく。

ファミリーマート
FamiPayの銀行口座チャージに“ゆうちょ”も参加

 ファミリーマートでは、バーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」上で利用できる「FamiPay」で、6月9日から「ゆうちょ銀行」からの口座チャージが可能となる。これまでのAuじぶん銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行に加え、合計5行となった。「ファミペイ」は、dポイント、楽天ポイント、Tポイントとも連携していて、ポイントカードの提示、クーポンの提示、代金の支払いをひとつのバーコードで買物を完了するが、銀行口座チャージ機能の付加で、さらにスムーズな買物が可能になった。

ファミリーマート
サラダ商品の環境配慮型容器化へ切り替え完了

 ファミリーマートは、2007年から一部の野菜サラダでバイオマスプラスチック容器の使用を始めたが、販売するサラダ全品の容器について、4月末にバイオマスプラスチックなどを使用した環境配慮型容器への切り替えを完了した。これにより、石油系プラスチック削減量は年間約900トンになる見通し。
 また、新容器を使用したサラダ4品を、関東・中部・関西地方の約1万1,400店舗で、6月2日から発売した。需要が高まる時期に合わせた。

  • 「フレッシュ野菜サラダ」(税込163円)
  • 「シーチキン&コーンサラダ」(税込210円)
  • 「ハムと北海道産ポテトのサラダ」(税込235円)
  • 「蒸し鶏のサラダ」(税込198円)

セブン-イレブン
「セブンプレミアムゴールド金のカフェラテノンスィート240ml」ほか

 セブン&アイグループの最上級ブランド「セブンプレミアムゴールド」の「セブンプレミアムゴールド金のカフェラテノンスィート240ml」(税抜198円)を、6月2日から順次発売。素材や焙煎方法にこだわり、華やかな香りとミルクの濃厚さを味わえる商品。

「高たんぱく質」シリーズの3品

 セブン-イレブン・ジャパンはまた、「カラダへの想いこの手から」商品に「高たんぱく質」シリーズ3品を加えた。6月4日から順次発売となるシリーズは、たんぱく質を積極的に摂取したいというニーズに応えて商品化したもの。100g当たりのたんぱく質16.2gもしくは100㎉当たり8.1gという「高たんぱく質」の基準を満たした。

  • 「たんぱく質が摂れる豚しゃぶサラダ」(税抜398円)
  • 「たんぱく質が摂れるおつまみ冷奴蒸し鶏」(税抜330円)
  • 「たんぱく質が摂れるおつまみ冷奴香り箱」(税抜330円)

ファミリーマート
6月は「ファミチキ強化月間」

 6月を「ファミチキ」の強化月間として、“#ファミチキか、それ以外か。”をキーワードに、ファミチキ商品に関する企画を連続して実施する。6月2日の「ビッグファミチキ」の再登場から始まり、15日までは各種商品を20円(税込)値引きで販売。新フレーバーの発売も16日と30日に行う。また、「ファミペイ」のスタンプキャンペーン(1点購入でスタンプ1個/5個で特典ひとつをプレゼント)は、7月27日まで実施する。

ミニストップ
「ガーリックソースのグリルチキン弁当」

 定番商品で、人気も高いグリルチキン弁当のソースを、これからの時期に合わせて変更し、「ガーリックソースのグリルチキン弁当」(税込496円)として、6月2日から発売した。グリルした鶏もも肉をパンチのあるガーリックフレーバーに仕上げたほか、ソースはオリーブオイル「BOSCO」使用のガーリックオイルソースとした。ガーリックの風味が濃く、オリーブオイルの風味も本格的な弁当。

「静岡クラウンメロンソフト」

 ミニストップはまた、2018年に最も売れたソフトクリーム「静岡クラウンメロンソフト」を、6月5日から順次発売。高級フルーツのマスクメロンのなかでも特に価値ある“静岡クラウンメロン”のピューレを贅沢に使用した。「静岡クラウンメロンソフト」、「静岡クラウンメロンミックスソフト」(いずれも税込270円)のほか、2020年は“得盛”も税込378円で販売する。

セイコーマート
「北海道メロンフェア」を開催

 セイコーマートでは、6月1日から21日までの期間、北海道と連携し、「愛食運動」(*)の一環として「北海道メロンフェア」を開催する。北海道産のメロン果汁を使用したアイス、パン、飲料、デザート、菓子などの既存商品に加え、新商品やリニューアル商品など21品が対象。規格外品の北海道産メロンを原料にして、食資源を有効活用することに努めた。昨年のフェアでは、期間中に約57万個のメロン商品を販売した実績を持つ。
*愛食運動・・・・・北海道が推進する「道民みんなで身近な道産食品の良さを理解し、もっと愛用しましょう」という運動

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