[東京 14日 ロイター] – ユニ・チャームは14日、2020年1─3月期の連結決算(国際会計基準)でコア営業利益が前年比50.7%増の302億円、当期利益が同51.3%増の192億円になったと発表した。売上高は1837億円で9%増加した。20年12月期通期予想は据え置いた。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、国内ではマスクやウエットティッシュなどの感染症対策商品に「特需」が発生したほか、海外では生理用品や紙おむつなどの備蓄意識が高まったと説明。石油由来の原材料価格の下落なども利益率を押し上げたという。