週刊コンビニエンスストアニュース 主要5社の既存店売上高が昨年同期超え

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コンビニエンスストア各社の7月の既存店売上高、および客単価は、４チェーンが前年同期実績を上回った。ファミリーマートは日商が23カ月、客数が17カ月連続、ポプラは日商が16カ月連続で前年同期実績をクリアした。ファミリーマートは、「ファミから」１周年企画、「ファミペイ４周年記念キャンペーン」に加え、人気のゲーム・アニメ・映画とタイアップしたコラボ商品の販売、有名音楽フェスとコラボしたプライベートブランド（PB）衣料の新商品が注目され、来店客数の増加と売上増に貢献。ポプラは、インバウンド需要の回復を受け、ホテル立地の店舗が好調に推移した。ローソンは、リニューアルした手巻おにぎり、パスタサラダ、新発売の「海からクン」の販売などが好調だった。（8月15～21日のニュースをまとめました）

図表●主要コンビニ5チェーンの2023年7月度月次業績（対前年同月比）
単位＝％、各社の月次資料よりダイヤモンド・チェーンストア編集部作成

セブン-イレブン・ジャパン
＜埼玉県＞イトーヨーカ堂、アリオとともに「彩の国フェア」

　セブン-イレブン・ジャパンは8月15日から埼玉県内の店舗で、イトーヨーカドー、アリオとともに「彩の国フェア～地元の食材を食べて、子供の未来を応援しよう♪～」を開催。フェア商品として7品を販売し、売上の一部を埼玉県社会福祉協議会「こども食堂・未来応援基金」に寄付する。

＜宮崎県＞「日本のひなた宮崎県フェア」

　8月15日から31日までは「地域活性化包括連携協定」締結15周年を記念して、「日本のひなた宮崎県フェア」を開催する。県を代表する豚肉ブランド「宮崎ブランドポーク」を使用した弁当や、県内でも認知度の高い「デーリィ牛乳」を使用した菓子パンやスイーツ、J-GAP認証取得農場で生産されたニラを使用した惣菜など、オリジナル商品6品を県内の店舗で販売する。

ファミリーマート
中華まんの発売を開始

　ファミリーマートは8月15日から全国の店舗で「ファミマの中華まん」の発売を開始した。今年の中華まんは、味種ごとに具材の増量を行い、製法や味付けを刷新。本格中華仕立ての「もっちり生地のジューシー肉まん」（税込160円）、パルメザンチーズを増量した「のび～るチーズの濃厚ピザまん」（同160円）などの定番商品をはじめ、味にこだわった中華まんをラインアップした。

大人気の「ゴディバ監修」のフラッペ再登場

　8月15日から、ゴディバジャパンのエグゼクティブシェフが監修した「チョコレートフラッペ」（税込450円）を順次発売している。2021年から販売する「ゴディバ監修」のフラッペは、累計約370万杯以上を売り上げた大人気のフレーバーで、今回の再発売にあたっては、「チョコレートの濃厚感」をさらに強めるためカカオ原料を増量し、初めて「キャンディングアーモンド」を使用した。

大人気ゲームとコラボした「2.5周年記念サマーキャンペーン」

　8月22日から9月11日まで、大人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とコラボした「2.5周年記念サマーキャンペーン」を実施する。キャンペーンでは、全13種類の“美味（ウマ）すぎる”商品を発売するほか、盛りだくさんの企画を用意。パワーアップしたコラボレーションを楽しめるようにした。

ミニストップ
「カレーフェア」開催

　ミニストップは8月15日から9月4日までの3週間、全国の店舗で「カレーフェア」を開催する。日乃屋カレー監修商品のカレーやおにぎり、カレーパン、店内加工のファストフードで人気のXフライドポテトなどにカレー塩を添えた商品を販売していく。

「モバイルオーダー」を開始

　8月15日には「モバイルオーダー」を開始したことを発表した。ファストフード商品を事前にアプリやスマートフォンホームページで注文して決済を完了。店舗で待たずに受け取れる。

　ミニストップは22年3月にECショップを稼働させたほか、「Yahoo!ショッピング」や「楽天市場」「Amazon」にも出店している。ホットスナックの冷凍商品やオリジナル菓子、夏・冬ギフト商品などを取り扱っているほか、今回の「モバイルオーダー」同様、ファストフードの人気商品を積極的にアピールしていく。

アイスコーヒーにマンデリンブレンド登場

　8月18日から「プレミアムマンデリンブレンドアイスコーヒーSサイズ」（税抜130円）を発売。マンデリン独特の深みのある味わいと、後味のキレよく仕立てた。

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