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パンパシHD、20年6月期の営業利益は7.7%増の680億円に、20億円の上方修正

ドン・キホーテ
パンパシHDは11月6日、2020年6月期の連結業績予想を上方修正。

 ドン・キホーテなどを傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは11月6日、2020年6月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前期比7.7%増の680億円と従来予想を20億円上回りそうだ。

 ユニーの連結効果で大幅な増収となるほか、ユニー店舗をドン・キホーテとのダブルブランドへの転換を進めることで事業効率が改善する。消費増税前に8%引きのキャンペーンを行ったことも、売り上げ増につながった。20年6月期の売上高は24.9%増の1兆6600億円と従来予想を100億円上回る見通し。

 同日発表した19年7〜9月期の連結業績は、売上高が前年同期比71.4%増の4287億円、営業利益が45.7%増の211億円だった。ドン・キホーテを中心とするディスカウントストア事業の既存店売上高は2.9%増、ユニーなど総合スーパー事業の既存店売上高は0.1%増だった。