セリア、通期業績予想を下方修正、消費増税の影響を織り込む
100円ショップ大手のセリアは10月31日、2020年3月期の業績予想を下方修正した。足元での状況を踏まえて、10月に実施された消費増税の影響を織り込んだ。
売上高予想は従来に比べて26億円引き下げて前期比5.8%増の1804億円、営業利益予想は3億円引き下げて0.7%増の169億円とした。純利益は従来予想を1億円下回って、0.7%増の116億円を見込む。
同日発表した19年4〜9月期の業績は、売上高が前年同期比5.5%増の879億円、営業利益が2.6%増の81億円、純利益は2.6%増の54億円と増収増益だった。直営店の既存店売上高は1.3%減だったが、65店舗を出店したことによる増収効果と経費抑制で増益を確保した。9月末時点での店舗数は1628店(うちフランチャイズ店は46店)となった。