ビックカメラは10月7日、2019年8月期の連結経常利益が前期比11.8%減の258億円になったようだと発表した。従来予想では4.6%増の306億円を見込んでいたが、一転して減益となった。
長梅雨の影響でエアコンなどの季節商品の販売が伸び悩んだほか、インバウンド需要が想定を下回った。「Windows7」のサポート終了に伴う買い換えでパソコンの販売が好調だったが、粗利益率が低いため全体の利益を押し下げた。
連結売上高は5.9%増の8940億円、純利益は18.2%減の140億円で、従来予想をそれぞれ10億円、38億円下回った。