カジュアル衣料専門店大手のライトオンは5月28日、2019年8月期の連結営業損益が26億円の赤字になりそうだと発表した。下半期の既存店売上高は3.0%を計画していたが、ゴールデンウイーク商戦で苦戦、3〜5月期は2.8%減、5月までの累計でも0.9%減と苦戦している。販売不振により夏物の値引き販売が増えることから粗利益率も悪化する。
同社は2月にも業績予想を下方修正しており、通期の営業利益を期初予想の20億円から1億円に引き下げていたが、再度の大幅修正で赤字に転落する。
通期の連結売上高予想は従来予想を25億円下回り、前期比6.6%減の745億円となりそう。純損益予想も36億5000万円引き下げ、53億円の赤字(前期は4億5700万円の黒字)とした。