週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、函館新店で国産木材の魅力を発信
農林水産省では、現在41%ほどの木材自給率を将来的に50%以上まで引き上げることを目標としている。そうした中、ローソンは11月1日、柱や店舗内外装の仕上げ材に道産の木材を使用する「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗として、「函館梁川公園通店」(北海道函館市)をオープンした。「HOKKAIDO WOOD BUILDING」とは、北海道産木材を使用した建築物を登録し、道民に道産木材製品の魅力を広く発信することで認知度の向上を図るとともに、建築物の木造化、木質化を推進して道産木材の利用拡大を促進する制度だ。ローソンの登録店舗は、7月にオープンした「札幌新発寒1条店」に続き2店舗目となった(11月1日~7日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン・ジャパン
高齢者の健康増進に向けた実証実験に参加
セブン-イレブン・ジャパンは、11月1日から2023年1月31日まで、ITサービス事業会社「べスプラ」が運営するスマートフォンアプリ「脳にいいアプリ」を活用し、高齢者の健康増進に向けた実証実験に参加する。行政と連携し、東京都八王子市内の92店舗を対象とする。
セブン-イレブン・ジャパンは、ユーザーの健康活動などに基づき、健康アプリを通してユーザーごとに推奨商品を提案。また、ポイントを獲得できる脳トレクイズも実施する。
「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞
11月2日には、障がい者雇用において特色ある優れた取り組みを行う企業を東京都が表彰する「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」で、東京都知事賞を受賞したことを発表した。
セブン-イレブン・ジャパンでは、一人ひとりの習熟度や個性に合わせて業務習得をサポートする「ステップアップシート」や、日々の健康状態などを把握する「健康申告シート」を活用しながら活発にコミュニケーションをとり、いきいきと働ける環境づくりに努めているほか、「障害者職業生活相談室」や「企業在籍型適応援助者(ジョブコーチ)」の資格取得についても積極的に推進している。今回の受賞では、直営店舗で勤務する知的障がいのある社員への独自の支援・教育手法が評価された。
ファミリーマート
旬の栗を使った11品を展開
ファミリーマートは、11月1日から14日まで、秋の旬食材・栗を使用したドリンク、アイス、スイーツ、焼き菓子など、オリジナル商品11品を販売する「ファミマ栗集めちゃいました!」を開催する。商品には、栗のつぶつぶ感を味わえる甘露煮のダイスカットや、濃厚なマロンペーストなどをふんだんに使用した。
東京都と「ワイドコラボ協定」を締結
11月1日には地域社会の発展と都民サービスのさらなる向上を目的に、東京都と複数の政策分野で包括的・横断的な連携・協定を行う包括連携協定「ワイドコラボ協定」を締結した。連携事項は、①子育ておよび高齢者支援、②農林水産業の振興、③地域の安全安心、④防災・減災、⑤環境、⑥共生社会の実現、⑦その他、地域社会の活性化および都民サービスの向上など。
今回の東京都との締結により、全国47都道府県すべてと包括連携協定を締結したかたちとなる。協定締結を記念して、同日から都内店舗で東京産の農産物、東京ならではの加工食品「東京都地域特産品認証食品」を使用した商品も併せて発売した。
自治体施設に無人決済店舗を初出店
また、11月28日には、「TOUCH TO GO」が開発した無人決済システムを導入した実用化店舗として、兵庫県の伊丹市役所内に「伊丹市役所/S店」をオープンする。無人決済店舗が自治体施設へ出店することは初めて。約28坪の売場面積で約1700品目を取り扱う。
1067団体にクリスマスイベント用の贈り物
11月4日には「ファミリーマート&むすびえ こども食堂助成」企画を行うと発表した。こども食堂などを運営する全国の1067団体に、クリスマスイベント用に1団体当たり、こども商品券、全国共通おこめ券、QUOカードのいずれか、希望の品5000円分を11月以降順次届けていく。
ローソン
糖質を抑えて食物繊維が摂れる健康関連商品
ローソンは、11月8日から順次、糖質を抑え、食物繊維やたんぱく質が摂れる商品を、パン、弁当、おにぎりなど、複数のカテゴリーにわたって発売する。また、おいしさはそのままで、さらに低糖質にした「ブランパン」シリーズの商品もリニューアルして同時発売する。
一口目から具材を味わえる「具!おにぎり」
11月8日には、重量に対して約半分が具材の「具!おにぎり」シリーズとして、「具!おにぎり ポーク玉子(シーチキンマヨネーズ)」(税込257円)と「具!おにぎり 盛りすぎ!牛焼肉」(297円)の2品を発売する。ご飯をシート状にして中具をはさむことで手軽に食べられ、中具もしっかりと味わえるボリューム感のある仕立てにした。
ミニストップ
今年のチキンの新商品2品
ミニストップは、11月から、年間でチキンの需要が最も高まる12月のクリスマスに向けて新商品2品を発売する。11月4日に発売したのは、スパイスを効かせて風味豊かにし、濃い目の味付けに仕上げた「極旨チキン」。18日には、スモークチップに梨、リンゴ、桃、あんずを加えることで、燻製の風味と香りを増した、コク深い味わいを楽しめる「薫るスモークチキン」を発売する。2品ともに税抜258円。
セコマ
“スコッチウイスキー”を使用したハイボール
セコマは11月7日、3年熟成のスコッチウイスキーを使用した「Secomaハイボール」を発売した。同社では初となる試みだ。
あえてレモン果汁などでの香り付けはせず、スコットランドで製造されたスコッチウイスキーを使い、ウイスキー本来の樽の香りとピートの余韻が広がるハイボールに仕上げた。330㎖・アルコール分7%・税抜168円(茨城県・埼玉県は同178円)。