[23日 ロイター] – オンライン小売業界世界最大手の米アマゾン・ドット・コムは23日、持続可能性に配慮した製品を顧客が購入するのを支援する気候フレンドリープログラムを開始すると発表した。2040年までにネットベースのカーボンニュートラルを達成するとしたコミットメントの一環。
発表文によると、顧客は食料雑貨、家庭用品、ファッション、美容関連、家電製品といった2万5000以上の製品について「Climate Pledge Friendly」ラベルが貼られているのを確認できる。
同社のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「販売パートナーが将来世代のため地球を守るのにつながる持続可能な製品を生み出すのを奨励する」と説明した。
アマゾンは環境活動家から抗議を受けていたほか、気候変動問題に対して行動するよう従業員から声が上がっていた。
同社は6月、20億ドル規模のベンチャーキャピタルファンド「Climate Pledge Fund(気候変動対策に関する誓約のための基金)」をローンチすると表明した。