アクシアル、グループの人事体制を大きく変更 ねらいと今後の成長戦略
主要事業会社3社の
社長に丸山三行氏
この原社長の経営体制の変更に伴い、同日、各事業会社の新たな代表取締役や、その他役員の異動も発表された(異動は3月13日付)。
原信、ナルス、原信ナルスオペレーションサービスの社長には、現在3社の常務取締役で(原信ナルスオペレーションサービスでは常務取締役・執行役員)、アクシアルの常務取締役である丸山三行氏が就任する。
フレッセイの社長交代
早川仁氏が新代表に
また、フレッセイの現社長である植木威行氏から、体調不良を理由に、現職とアクシアルの代表取締役を辞任したい申し出があったことを受け、フレッセイ新社長に、グループの食品の製造・加工事業会社ローリー(新潟県)社長の早川仁氏が就く(植木氏はアクシアルでは取締役、フレッセイでは取締役会長として残る)。
財務、情報システム、人事に
最高経営責任者を配置
次に、機構改革の②最高責任者の任命では、CEO以外に、財務、情報システム、人事において最高経営責任者を置く。
順にCFO(最高財務責任者)に、現・アクシアル専務取締役・執行役員 物流企画部長の山岸豊後氏が、CIO(最高情報システム責任者)には、現・アクシアル執行役員 経営企画部長の小林政信氏が、CHRO(最高人事責任者)には、現・アクシアル取締役・執行役員 人事企画部長の丸山将範氏が就く。
財務、情報システム、人事の3つ領域の体制を強化した理由について原社長は「チェーンストア経営における重要な土台は、『規模』『機能』『人材』と考える。規模のメリットを追求し商勢圏を拡大するには、各事業会社の商勢圏を、機能つまり物流や情報システムでつなぎ連携していく必要がある。さらに資金調達のための財務体制、人材体制を強固にしていくことが重要だ」と述べている。