PPIHが金融事業子会社設立、クレジットカードと電子マネー事業を統括

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ドン・キホーテ
ドン・キホーテなどを傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは9月10日、金融事業子会社「パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス(PPIF)」を設立した。

 ドン・キホーテなどを傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は9月10日、金融事業子会社「パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス(PPIF)」を設立した。

 PPIHは2019年1月にユニーを完全子会社化したのに伴い、クレジットカード事業のUCSを承継した。また、14年3月からは電子マネー「majica(マジカ)」を運営している。今後は、PPIFとUCSを中心に金融企業を新たな収益の柱に育てる。

 UCSのクレジットカード会員は約300万人、マジカのアプリ会員は約750万人となっている。こうした会員基盤を生かすために、アプリと連携したクレジット事業やマジカと連動した金融事業、デジタル給与払いなど新たな金融サービスの開発を検討する。

 PPIFの社長には、伊藤忠商事出身でPPIH金融事業準備室責任者の岩淵功太郎氏が、COO(最高執行責任者)にはJCB出身でPPIH金融事業準備室副責任者の北村隆幸氏が就任した。

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