Tシャツの「グラニフ」がフォーマットを大転換! アパレル脱却で5年で売上高約3倍をねらう
定番のTシャツ販売にも変化あり
10月からは、定番のTシャツに関して新たな取り組みがECサイト上でスタートする。100種類の人気グラフィックから、自分の好きなものを選んでプリントしてもらうことができるというサービス。「(アパレル全体として)余剰在庫や廃棄が問題になっている中で、必要な分だけプリントし、販売するというエコな取り組み」(村田社長)で、グラフィックそのものを武器とするグラニフならではの施策といえそうだ。原宿店では、ECでの取り扱いスタートに先立ち、オープンから9月20日までの期間限定でポップアップストア「graniph Graphic Factory」を設置。壁一面に掲示されたグラフィックから好きなデザイン・色を選び、実際にプリントする様子も見ることができる。
数々の人気グラフィックを世に送り出してきたグラニフ。「商品=キャンバスと捉え、まだ描いていないキャンバスがある限り成長できると考えている」(村田社長)の言葉通り、非アパレル領域でもその存在感を示すことができるか注目だ。