ファンケル、富山の酒類販売会社を買収、酒類の通販を強化
化粧品・健康食品大手のファンケルは8月13日、富山市に本社を置く酒類・清涼飲料水販売のStart Now(スタートナウ)を買収すると発表した。通信販売における酒類の取り扱いを増やす。
スタートナウを子会社化した上で、10月31日付けで吸収合併する。買収額は公表していない。
ファンケルは2019年9月にキリンホールディングス(HD)と資本・業務提携を結び、キリンHDが株式の約33%を保有する筆頭株主となっている。20年10月には、キリングループのメルシャンと連携した「ワイン定期便」の販売を始めるなど、これまでも輸入酒類は販売してきた。
スタートナウの吸収合併によって、今後は国産酒類などの販売を強化する方針だ。