ビックカメラ、ベンチャー投資ファンドを創設、総額100億円規模
ビックカメラは6月25日、総投資枠100億円のベンチャー投資ファンドを創設すると発表した。先進的な技術や商品、事業アイデアを持つベンチャー企業や外部企業に投資し、自社の資本や顧客基盤、人材、ブランドなどと融合してオープンイノベーションを進める。
ファンド名は「ビックイノベーションキャピタル」で、主に日本国内の企業を投資対象とする。投資目的として、循環型経済(サーキュラーエコノミー)への取り組み強化、商品力・販売力の強化を挙げる。
マイノリティ出資を中心とするが、必要に応じて株式の過半数を取得するマジョリティ投資も検討する。新規事業の立ち上げやプライベートブランド商品の開発などにつなげていきたい考えだ。