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イオンやセブン&アイなど5社、ペットボトルの完全循環目指すコンソーシアム

「BRING BOTTLEコンソーシアム」、イオン、セブン&アイ、小田急、ファミマのロゴ
「ブリングボトルコンソーシアム」には、ファミリーマートと小田急電鉄も参加する

 イオンやセブン&アイ・ホールディングス、ファミリーマートなど5社は、国内におけるペットボトルの完全循環を目指して「BRING BOTTLE(ブリングボトル)コンソーシアム」を立ち上げた。

 日本では、使用済みペットボトルの92%が回収され、再生率は85%に上っているが、多くは繊維製品などにリサイクルされ、ペットボトルとして再生利用されている比率は1割にとどまる。コンソーシアムでは、ペットボトルとして再生させる比率を高め、石油資源からつくられるペットボトルを減らすことに取り組む。

 コンソーシアムは、繊維製品のリサイクルなどを手がける日本環境設計(東京都千代田区)が発起人となり、小田急電鉄も設立メンバーに加わっている。日本環境設計のグループ会社であるペットリファインテクノロジー(川崎市)は、廃プラスチック製品を化学分解して原料に戻すケミカルリサイクル技術を持っており、同社の技術を活用することで、ペットボトルを循環利用することを目指す。