フードデリバリーの枠を超える!ウーバーイーツがスーパー、コンビニの配送をする理由を事業責任者に聞く

若狭 靖代(ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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家電、ドラッグストアなど新たな挑戦も

ウーバーイーツ
Uber Eats Japan ニューバーティカル事業部門ゼネラルマネージャー ユリア・ブロヴキナ氏

 今後の方向性について、SMやCVS配送など、フードデリバリー以外の新規領域事業を統括するブロヴキナ氏はこう語る。「顧客の要求に応え続けるオンデマンドデリバリーを、より幅広いラインアップと地域で提供することで、ウーバーイーツの日本での存在感をさらに強固なものにしていきたい」。

 3月30日からは、家電量販店大手のエディオン(大阪府/久保允誉会長兼社長)の商品を配送する実証実験を東京・大阪の3店舗で開始した。家電量販店がウーバーイーツのパートナー企業となるのは国内初のこととなる。ブロヴキナ氏は他にも、ドラッグストアとの提携や、それによる医薬品の配送にも意欲を示す。「ウーバーイーツが積み上げてきたシステムでなければ叶えられないデリバリーニーズがある。既存のデリバリーの概念に囚われず、新たな挑戦を続けていきたい」と締め括った。

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