2021年に注力したい「顧客が自然と集まる店づくり」とは?
こんにちは、成田直人です。2021年も引き続き新型コロナウイルスの影響は冷めやらず、営業時間の短縮要請などによって実店舗への負担は重くなる毎日。ワクチンが普及するまでは長期的な戦いが予想されます。本記事では、コロナ禍において店舗が取り組みたい「顧客が自然と集まる店づくり」についてお話ししたいと思います。
顧客を「ファン化」する
業界によって状況は異なりますが、コロナ禍で大打撃を受けた実店舗は枚挙にいとまがありません。私のクライアントも同様で、一時的に売上を落としている店舗もありました。しかし、20年9~12月で売上をある程度回復させ、現在も売上を維持することに成功しています。その一番の理由は顧客の「ファン化」です。
これまでは「広告でいかに新規顧客を集めるのか」という方法が重要視されていました。もちろん新規オープン直後の集客においては広告が必須です。一方、開業して半年以上過ぎている店は、評判のよさで顧客を集めることが重要になります。
ECやネットスーパーなどの普及により、顧客はすでに実店舗に行かずとも日常を過ごすことができます。今後の実店舗は、明確な来店動機がなければ選ばれません。とくにコロナ禍では感染リスクがあるため、食品など生活必需品を取り扱う店舗を除き、よほどの理由がなければ来店することはないでしょう。