カクヤス、福岡の業務用酒類販売会社サンノーを買収
酒類専門店のカクヤスは4月6日、業務用酒類販売のサンノー(福岡市)を買収すると発表した。5月1日をめどに全株式を取得し、完全子会社化する。取得価額は非公表。
サンノーは福岡市を中心に飲食店などを対象とした業務用酒類の卸売りと、繁華街立地の店舗「リカーズABC」を通じた業務用酒類の小売りを手がけている。2019年2月期の売上高は21億円、営業利益は5400万円だった。
カクヤスは業務用配送センターを首都圏と大阪府に計11カ所設置し、飲食店向けの卸売りを行っている。また、小売店舗と小型倉庫など173カ所でも近隣の飲食店への配達に応じている。サンノーを子会社化することで、九州での業務用販売の展開を加速する。