週刊スーパーマーケットニュース Uber Eatsが人手不足と「食料品アクセス問題」を解決
イオングループの首都圏の小型食品スーパー「まいばすけっと」が、Uber Eatsの新機能「ピック・パック・ペイ」(PPP)を20店舗で導入した。PPPは、Uber Eatsの配達パートナーが、注文商品のピック作業・袋詰めから会計・配達までを一貫して手掛けるもので、①商品のバーコードをアプリで読み取り、正しい商品かどうかを確認する機能、②商品欠品の際、代替商品を注文者とアプリ上で確認できるチャット機能、③配達パートナーが決済時に使用する機能、④PPPの開始をサポートする配達パートナー向け案内機能、を実装。スーパーマーケットでのUber Eats導入が進むなか、人手不足によって、デリバリー注文商品のピック作業など新たに発生する業務をこなしきれず、オンラインデリバリーへの対応を開始できないケースの解決策として有効だ。「まいばすけっと」の店舗数は6月28日で1156店舗。2024年中に1000店舗で導入する。
コープさっぽろ
アイス工場直営店を開店
関連会社さくら食品の工場直営のブランドショップ「HOKKAIDOさくらICE CREAMERY」が6月28日にオープン。さくら食品はアイスクリームの専門工場を所有し、「工場できたてアイス」のおいしさを体験してもらいたいという思いから、ブランドショップを立ち上げた。北海道を代表するミルクアイスと定番のバニラアイスを徹底的に磨き込み、何度でも飽きずに食べられるおいしいアイスクリームを提供していく。今後は旬の果実を使ったアイスなども多数展開する予定。
- 所在地……北海道小樽市奥沢1-21-15
- 営業時間…9時30分~17時30分
イトーヨーカ堂
使用済みマヨネーズボトル回収の実証実験
7月1日から「溝ノ口店」(神奈川県川崎市高津区)で、使用済みマヨネーズボトル回収の実証実験を開始する。廃プラスチックのリサイクルについては、使用済みペットボトルに代表されるような水平リサイクルの仕組みが未確立で、今回の実証実験でマヨネーズボトルの水平リサイクルの実現性を探っていく。
「四街道店」にフード&ドラッグ売場が誕生
大幅改装を行い、6月21日にリニューアルオープン。今回の改装では、利便性向上とオリジナル商品の提供を目的に、食料品売場とアイテム豊富なドラッグ・コスメ売場をシームレスにつなげ、食料品と日用品をワンストップで購入できる効率的なフロアに変更。ドラッグ・コスメ売場では、購入頻度の高い日用品やキッチン用品の品揃えと、ペット用品やアジアンコスメなどの売場も拡充した。
- 所在地……千葉県四街道市中央5
- 売場面積…8400坪
- 駐車台数…1400台
ヤオコー
「浦和三室店」をオープン
6月26日にオープン。埼玉県では101番目(計189店舗)となる店舗で、周辺には戸建て住宅とマンションが密集し、人口・世帯数ともに増加傾向にある立地へ出店した。
- 所在地……さいたま市緑区大字三室1220-1
- 売場面積…533坪
- 年間売上…19億円(初年度)
- 営業時間…9時~21時45分
- 駐車台数…115台
- 従業員数…正社員18名、パートナー・ヘルパー・アルバイト108名(延べ)
JMホールディングス
「肉のハナマサ川崎店」をオープン
連結子会社の花正が8月、「肉のハナマサ川崎店(仮称)」を新規出店する。飲食事業者が仕入先として利用できるよう、商品を大容量で販売するが、一般家庭の買物需要にも応えられる品揃えも並行して行う都市型ホールセール店舗で、面積は約180坪。
- 所在地……神奈川県川崎市川崎区砂子1-2-1