パンパシHD、グループ700店舗を達成、ユニー買収効果で急増
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)のグループ店舗数が700店舗に達した。1989年に「ドン・キホーテ」1号店を開設してから、30年目での700店舗達成となった。
パンパシHD傘下のドン・キホーテが12月6日、「ドン・キホーテ十三店」(大阪市)を開業したことで、700店舗を達成した。2019年1月にユニーを子会社化したことで、東海エリアを中心に店舗数が飛躍的に伸びたことから、20年6月期に売上高1兆円、店舗数500店としていた中期目標を前倒しで達成することになった。
パンパシHDはディスカウントストア事業の「ドン・キホーテ」「MEGAドン・キホーテ」、総合スーパー事業の「アピタ」「ピアゴ」を国内小売事業の主軸としている。現在、ユニー店舗をドン・キホーテとのダブルネーム店舗「MEGAドン・キホーテUNY」へ業態転換を進めており、22年中をめどに「アピタ」「ピアゴ」約100店舗を転換する計画。
また、海外ではハワイとカリフォルニアの両州で店舗を展開する米国事業に加え、シンガポール、タイ、香港などアジアでの出店を強化している。