コナカ、サマンサタバサと資本業務提携、共同での出店や販促など検討
紳士服専門店のコナカ(横浜市)は9月18日、女性向け服飾雑貨製造・販売のサマンサタバサジャパンリミテッド(東京都港区)と資本業務提携することで基本合意した。コナカは17日付けで同社の湖中謙介社長が保有するサマンサタバサ株の31.3%を約33億円で取得し、サマンサタバサを持分法適用化した。今後は業務面でも提携関係を深める。
業務提携の内容としては、出店情報の共有や共同出店、販促活動やイベントでの連携、サマンサタバサのバッグ・アクセサリーなどのコナカ店舗での販売、物流拠点の相互利用、管理部門を中心とした人材交流などを検討する。
サマンサタバサの創業者である寺田和正氏は今年4月に会長兼社長を退き、5月の株主総会で取締役を退任。6月に保有するサマンサタバサ株の半数を湖中氏に売却した。湖中氏から株式を買い取ったコナカは、寺田氏と並んでサマンサタバサの筆頭株主となった。