サッポロドラッグストアーを傘下に持つサツドラホールディングス(HD、札幌市)は8月3日、生活協同組合大手のコープさっぽろ(同)と包括業務提携に向けた協議を開始することで合意したと発表した。
互いに北海道を地盤とする両社は今後、業務提携検討会議を設け、商流と物流の統合、商品の共同開発、決済・ポイントなど各種サービスの共同運用、関係会社の事業統合などについて協議する。2019年12月末までに業務提携契約の締結を目指す。
サツドラHDの19年5月期の連結業績は、売上高が846億円、営業利益が4億円で、店舗数は国内218店(ドラッグストア175店、インバウンドフォーマット29店、調剤薬局10店、北海道くらし百貨店4店)。一方、コープさっぽろの19年3月期の供給高(一般企業の売上高に当たる)は2815億円、事業剰余金は40億円、店舗数は108店となっている。