フジ、鮮魚プロセスセンターを新設、品揃え充実と店舗運営の効率化図る
フジ(愛媛県松山市)は鮮魚の加工と店舗への出荷を担う鮮魚プロセスセンター(PC)を松山市内の沿岸部に新設した。7月8日から稼働を始める。
生魚や刺身、寿司、総菜などを加工できる機能を備えており、鮮魚部門全体の品揃えの充実を図る。また、加工作業を鮮魚PCに集中することで、店舗での作業負担を減らし、運営を効率化する。
冷凍・冷蔵物流に強みを持つムロオ(広島県呉市)が持つ物流拠点内に生鮮PCを開設した。延床面積は1400平方メートルで、投資額は約2億円。
フジは生鮮加工センターの機能整備と拡大を進めており、鮮魚PCと同じ建物には2019年4月に生鮮品の仕分けと配送を行う四国生鮮センター、6月に魚介類の仕分けを行う四国活魚センターをそれぞれ移転開設した。また、同一敷地内には冷凍魚介類・冷凍食品などの保管・配送を担う四国フローズンセンターがある。