歴史を感じる異空間、京都府庁でいただく”格別”のモーニングセット

2025/01/24 05:59
森本 守人 (サテライトスコープ代表)

早速いただく

 女性店員に来店したことを伝えると「お好きな席へどうぞ」と案内された。時計を見ると午前10時。実は以前にも利用したことがあり、この時間帯は空いていることを知って来たのだった。

 部屋は3つあり、真ん中の部屋の窓際に座ることにした。なお知人と2人連れで、広めのテーブル席を確保した。 

真ん中の部屋の窓際に座った

 メニューに目を通す。「京都府庁 salon de 1904限定 モーニングメニュー」とあり、スペシャル感がうれしい。AからDの4種類があり、私はDの「1904 SPモーニングセット」(1150円)、知人はBの「ツナ玉子サンド」(780円)を注文。いずれもドリンク付で、2人ともホットコーヒーを選択した。

メニューに目を通し、私は「1904 SPモーニングセット」を注文した

 周囲を見回すと、お客はぽつりぽつりとしかいない。やはりこの時間に来て正解だった。窓から朝日が店内に差し込んでおり、ゆったりした気分になれる。

窓から朝日が店内に差し込んでおり、ゆったりした気分になれる
モーニングセットが来た

 しばらくして私の目の前に置かれたのがこれ。トーストは、京都の老舗ベーカリーショップ「進々堂」のイギリスパン。そこにシーザーサラダ、ポテトサラダ粗挽きウインナーなどが大きめの皿に乗っている。玉子は目玉焼きとスクランブルエッグから選べ、私は後者を頼んだ。どうです、いいでしょう。

 早速、トーストからいただく。イギリスパンなので、表面はカリッとしているが、厚めにカットしてあるため、中はもちっとしていて食べ応えがある。続けて、スクランブルエッグ、そしてソーセージを頬張った。もう最高の気分である。

コーヒーもおいしかった

 夢中で食べ、完食。コーヒーもとてもおいしかった。知人も大変、満足そうである。しばらく雑談した後、店を後にした。

 店を出る頃には、かなりお客でいっぱいになっていた。ランチもよいが、個人的には午前11時まで提供しているモーニングサービスをねらっていくのがよいと思う。

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記事執筆者

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

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