歴史を感じる異空間、京都府庁でいただく”格別”のモーニングセット
早速いただく
女性店員に来店したことを伝えると「お好きな席へどうぞ」と案内された。時計を見ると午前10時。実は以前にも利用したことがあり、この時間帯は空いていることを知って来たのだった。
部屋は3つあり、真ん中の部屋の窓際に座ることにした。なお知人と2人連れで、広めのテーブル席を確保した。

メニューに目を通す。「京都府庁 salon de 1904限定 モーニングメニュー」とあり、スペシャル感がうれしい。AからDの4種類があり、私はDの「1904 SPモーニングセット」(1150円)、知人はBの「ツナ玉子サンド」(780円)を注文。いずれもドリンク付で、2人ともホットコーヒーを選択した。

周囲を見回すと、お客はぽつりぽつりとしかいない。やはりこの時間に来て正解だった。窓から朝日が店内に差し込んでおり、ゆったりした気分になれる。


しばらくして私の目の前に置かれたのがこれ。トーストは、京都の老舗ベーカリーショップ「進々堂」のイギリスパン。そこにシーザーサラダ、ポテトサラダ粗挽きウインナーなどが大きめの皿に乗っている。玉子は目玉焼きとスクランブルエッグから選べ、私は後者を頼んだ。どうです、いいでしょう。
早速、トーストからいただく。イギリスパンなので、表面はカリッとしているが、厚めにカットしてあるため、中はもちっとしていて食べ応えがある。続けて、スクランブルエッグ、そしてソーセージを頬張った。もう最高の気分である。

夢中で食べ、完食。コーヒーもとてもおいしかった。知人も大変、満足そうである。しばらく雑談した後、店を後にした。
店を出る頃には、かなりお客でいっぱいになっていた。ランチもよいが、個人的には午前11時まで提供しているモーニングサービスをねらっていくのがよいと思う。
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