イオン、茨城県石岡市と包括連携協定を締結

イオン(千葉県)は10月20日、茨城県石岡市と包括連携協定を締結した。
同協定は、データ利活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)、地域防災、地産地消、環境保全など幅広い分野で相互に協力し、地域の活性化と市民サービスの向上を図ることを目的としている。
協定の一環として、利用金額の一部が地域社会への貢献につながる電子マネー「ご当地WAON」を石岡市でも発行する予定で、イオンは利用額の一部を石岡市に寄付し、市民サービスの向上などに活用してもらう考えだ。
イオンはこれまで、石岡市内の高校と連携した商品開発を通した学習支援や、特産品「石岡セレクト」の選考・販売などの取り組みを行ってきた。さらに、2019年に一時休業した「イオン石岡店」跡地の開発を推進し、2028年中の商業施設開業を目指す方針が決まっている。
また、「石岡セレクト」をはじめとする石岡市産品をイオンで開催する「茨城フェア」などで販売し、地産外消の取り組みも強化していく。イオンは、これらの取り組みを通じ、同協定を契機に石岡市との連携を一層深め、市民サービスの向上に努めていく方針だ。
【主な連携事項】
(1) データ利活用やDX、電子決済を活用した地域貢献に関すること
(2)地産地消と産品の販路拡大に関すること
(3)地域防災への協力に関すること
(4)地域の安全・安心に関すること
(5)環境保全とリサイクル・サーキュラーエコノミーに関すること
(6)ヘルス&ウエルネスに関すること
(7)その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること





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