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サンドラッグ、第3四半期決算は増収増益で好調

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サンドラッグ

 サンドラッグ(東京都)が2月14日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結2024年4月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比6.6%増の6,035億円、営業利益が4.8%増の348億円、経常利益が1.7%増の343億円となり、堅調な伸びを維持した。

 第3四半期連結累計期間のグループ全体の新規出店は43店舗。また、84店舗で改装を実施して活性化を進めた。

 第3四半期連結会計期間末の店舗数は、ドラッグストア事業で1,101店舗(直営店843店舗、星光堂薬局82店舗、サンドラッグプラス75店舗、大屋63店舗、フランチャイズ店38店舗)、ディスカウントストア事業で407店舗(ダイレックス407店舗)となり、合計1,508店舗の展開となった。

 ドラッグストア事業については、中間期まで海外景気の影響を受けたサマー化粧品を中心とした卸売りの減少影響が収束し、冬物季節品が好調に推移したことで、売上高が前年同期をクリア。

 販管費は、生産性向上を目的とした電子棚札の導入拡大などで一時的に増加したが、計画の範囲内でコントロール。事業売上高で5.6%増の3,908億4,700万円、営業利益で0.2%増の211億6,600万円を計上した。

 ディスカウントストア事業は、コロナ禍でのペットブームの特需が一巡したものの、冬物季節品(スキンケア)が堅調であったことに加え、米を中心とした食料品の市場価格の上昇が継続し、食品部門が好調に推移。事業売上高で8.6%増の2,563億1,600万円、営業利益で12.8%増の136億5,300万円と高い伸びをみせた。

 2025年3月期の連結業績については、売上高で6.8%増の8,030億円、営業利益で12.7%増の462億円、経常利益で8.6%増の453億円、純利益で4.5%増の304億5,000万円の増収増益決算を見込んでいる。

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