イオンリテールとマックスバリュ東海、「しずおか富士山WAON」で紺綬褒章を受章

イオンリテール(千葉県)とマックスバリュ東海(静岡県)は、公益のために私財を寄付した個人や団体を日本の栄典として顕彰する紺綬褒章を、両社同時に受章した。
両社はともに、2010年にイオンの電子マネーであるご当地WAON「しずおか富士山WAON」を発行している。
お客が同WAONで買い物した金額の0.1%にあたる額を両社が拠出し、「静岡県富士山後世継承基金」などに寄付している。この寄付金は、富士山麓の植生保全をはじめとする富士山の後世への継承に関する取り組みに活用されている。
今回、これらの取り組みが公益への貢献として認められ、2月10日に静岡県庁で紺綬褒章の伝達式が行われた。
【イオンの電子マネー「WAON」の概要】
発行開始:2007年4月(ご当地WAONは2009年4月)
累計発行枚数:約10,559万枚(2024年12月末現在)
利用可能箇所:約1,472,000カ所(2024年12月末現在)
※自販機、タクシー、ドライバー端末約343,000カ所を含む
【「しずおか富士山WAON」の概要】
発行開始:2010年12月
累計発行枚数:約32万枚(2024年12月末現在)
寄付先:全国どこで利用しても、利用金額の一部が「静岡県富士山後世継承基金」へ寄付され、富士山の環境保全と適正な利用の調和に資する事業に役立てられる。