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平和堂、グループ50店舗にEV普通充電器209口を導入

平和堂新たに50店舗にEV普通充電器を導入
(ENECHANGE ニュースリリースより)

 平和堂(滋賀県)は12月23日、同社が運営する39店舗に加え、グループ会社のファイブスター(滋賀県)が運営する飲食店10店舗、富山フューチャー開発(富山県)が運営する商業施設1カ所に、ENECHANGE(東京都)の6kW普通充電器「EV充電エネチェンジ」を合計209口設置し、順次運用を開始することを発表した。
 
 これにより、昨年設置した分を含め、平和堂グループ全体で95施設に340口の充電器を備えることとなった。

 平和堂は、近畿・北陸地方を中心に大型ショッピングセンター「アル・プラザ」や食品スーパー「フレンドマート」などを2府7県に展開しており、ネットスーパー、外食、フィットネス、アミューズメント、書籍販売などの周辺事業も展開している。

 同グループでは、環境に配慮した取り組みを進めており、施設屋上に太陽光発電設備を導入するとともに、本部駐車場にはカーポート型の発電設備を設置し、自家消費を行っている。これらの取り組みを通じ、脱炭素社会の実現を目指している。

 今回の充電器設置は、EV社会の拡大を見据えたものであり、EV利用者が充電を気にせず快適に買い物を楽しめる環境を提供することを目的としている。

 導入された「EV充電エネチェンジ」は、一般的な普通充電器(3.2kW)の2倍にあたる6kWの出力を持ち、効率的な充電を可能にする。また、専用アプリにより、充電器の空き状況の確認や充電手続き、他社充電スポットの検索も簡単に行える。さらに、e-Mobility Powerや自動車メーカーの提供する充電カードにも対応しており、多様なEVユーザーのニーズに応えている。

 平和堂グループは今後も、地域社会とともに脱炭素社会の実現を目指し、充電インフラの整備を通じて持続可能な社会に貢献していく方針だ。