ジョイフル本田(茨城県)は、しろくま電力(東京都)およびNCSアールイーキャピタル(東京都)が出資する合同会社NaF(東京都)と共同で、ジョイフル本田千葉ニュータウン店の駐車場にソーラーカーポートを設置することを決定した。
この取り組みでは、出力1,134kWの第三者所有モデル(PPA)によるソーラーパネルを348台分の駐車スペースに設置し、20年間の電力需給契約に基づいて運営される。
設置されるソーラーカーポートは国内のホームセンターでは最大級となり、年間発電量1,169,199kWhを見込む。また、この発電により年間約456トンのCO2排出量を削減する見通しで、ジョイフル本田は電力自給率を20%に引き上げ、電力供給の安定化とコスト削減を図ることができる。
発電設備はNaFが所有し、しろくま電力が設計・施工と運用管理を担当する。電力供給は2025年7月から開始予定だ。
ジョイフル本田は、2025年までにCO2排出量43%削減(2013年度比)を目標に掲げ、これまでにも全店舗への屋根上太陽光発電設備の導入を進めてきた。今後はソーラーカーポート設置を含む新たな施策を推進し、脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。