米経常赤字、過去最大=13.1%増―7~9月期
【ワシントン時事】米商務省が18日発表した7~9月期の経常収支の赤字額は、前期比13.1%増の3109億4800万ドル(約47兆9000億円)と、四半期として過去最大だった。赤字拡大は4四半期連続。貿易赤字が増えたほか、対外直接投資からの収入が減ったことなどが主因。
経常赤字の国内総生産(GDP)比は4.2%となり、前期の3.7%から上昇した。
モノとサービスを合わせた貿易赤字は3.7%増の2335億8100万ドル。コンピューター周辺機器や発電設備、医薬品などの輸入が増加した。利子や配当などの一次所得収支は、2四半期連続の赤字だった。