ベイシア(群馬県)は、再生された段ボール原紙を使用した段ボール製ディスプレイを、ベイシアの109店舗で新たに導入したと11月21日に発表した。
このディスプレイは、ベイシアの店舗で回収した段ボールを引き渡している古紙再生事業者の河村商事(愛知県)が再資源化した段ボール古紙を、レンゴー(大阪府)が原料として使用し、再生された段ボール原紙により製造されたものである。
今回はボジョレーヌーヴォー売場のおつまみ展開用什器として、期間限定で設置する。
この取り組みにより、プラスチック削減に加え、段ボールのクローズドループを構築し、サーキュラーエコノミーの実現にも繋がることが期待される。
これまで同社では、店頭でのリサイクルコーナー設置による資源循環・プラスチック削減の取り組みや、店舗設備の省エネ化、物流効率化によるCO2削減、一部プライベートブランドのペットボトル飲料でのラベルレス商品の販売など環境保護活動を推進してきた。
今後もサステナブルな店舗運営を通じ、地域と一体となった循環型社会の実現を目指す。