ファミリーマート、プラ製スプーン・ストロー等の有料化で使用量78%削減

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ファミリーマート、プラ製スプーン・ストロー等の有料化
(画像)ファミリーマート・ニュースリリースより

 ファミリーマート(東京都)は2024年1月29日から、全国の一部直営店舗でプラスチック製スプーン・フォーク・ストローの有料化を実施している。この取り組みについて削減状況をまとめたレポートを公開したと11月21日に発表した。

 レポートによれば、有料化の結果、対象店舗における1店舗1日あたりのスプーン・フォーク・ストロー合計の提供本数は、有料化前の51.0本から11.2本へ削減(▲39.8本、約78%減)された。また、プラスチック使用重量は100.5gから23.1g(▲77.4g、約77%減)に減少した。

有料化による削減状況(提供本数)のまとめ
(表:有料化による削減状況(提供本数)のまとめ)  ファミリーマート・ニュースリリースより

 最も削減率が高かったのはストローで、多くのお客が不要と考えたためと推測される。一方、カレーやスープなどで使用するスプーンは削減率が低く、購入後すぐに飲食するお客が多いことが要因と見られる。

 同社は、プラスチック製カトラリー削減に向けた様々な取り組みを進めてきた。例えば、持ち手部分に穴を開けてプラスチック使用量を減らしたスプーンを全店舗に導入し、プラスチック製フォークの提供を原則廃止する施策を実施している。

ファミリーマートのプラスチック製カトラリー
(画像)ファミリーマート・ニュースリリースより

 なお、大手コンビニでプラスチック製カトラリーの有料化を実施しているのはファミリーマートのみとなっている。

<プラスチック製カトラリー有料化の概要>
 実施内容:スプーン・フォーク・ストローの提供を有料化
 開始日:2024年1月29日
 実施店舗:全国の直営店舗100店でスタート
      ※現在は一部直営店舗で実施
 対象カトラリー:
  スプーン、フォーク、ストローなど計4品
  価格は4~6円に設定
  ※「フラッペ」用ストロー、竹箸、木製マドラーは除く

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