【ワシントン時事】米商務省が5日発表した9月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比19.2%増の843億5900万ドル(約12兆8200億円)だった。赤字幅は2カ月ぶりに拡大。輸入が過去最大となった。
輸入は3.0%増の3523億600万ドル。医薬品、コンピューターといった項目で増加した。輸出は1.2%減の2679億4800万ドル。航空機などが減少した。
国・地域別の赤字額(通関ベース・季節調整前)は、対中国が318億1100万ドルと前月から拡大。対日本は48億200万ドルに縮小した。赤字額の上位は中国、メキシコ、ベトナムと続き、日本は9位だった。