イオンモール(千葉県)は、宮城県仙台市の旧東北大学・雨宮キャンパス跡地で建設中のショッピングモールについて、正式名称が「イオンモール仙台上杉(せんだいかみすぎ)」に決定したと10月21日に発表した。
同社は旧東北大学・雨宮キャンパスの文化と歴史の継承を目指し、守衛室の復元や記念碑を中心とした環境を整備する。かつての守衛室界隈の面影を再現するため、東北大学雨宮キャンパス前の枝垂れ桜並木、さらに付近が「桜川」と呼ばれていたことからも枝垂れ桜の植樹を計画している。
また仙台「桜川」の歴史伝承として、四ツ谷用水のモニュメントを設置する。四ツ谷用水本流は現在も北六番丁の地下を流れていることから、400年流れ続けるこの四ツ谷用水の歴史を文教地区の同施設から発信し、歴史を伝える。
【概要】
所在地:宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1番1号
敷地面積:約33,000㎡
延床面積:約75,000㎡(立体駐車場含む)
総賃貸面積:約29,000㎡
建物構造:店舗棟 鉄骨造 地上4階建
立体駐車場棟 鉄骨造 地上6階建
駐車台数:約1,300台
開店予定:2025年秋