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イオン北海道、中間期は2ケタ減益

 

イオンのロゴマーク
〔写真説明〕イオンのロゴマーク(時事通信社)

 イオン北海道(北海道)が10月9日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比4.5%増の1,691億円と堅調な伸びをみせたが、営業利益が16.3%減の30億円、経常利益が11.4%減の32億円となり、増収・2ケタ減益となった。

 業態別の売上高は、GMS(総合スーパー)、SM(スーパーマーケット)、DS(ディスカウントストア)がいずれも全店ベースで増収となり、既存店も前年同期をクリア。全店ベースではSMが8.1%増、既存店ベースではDSが6.3%増と堅調に推移した。ライン別の売上高は、食品部門、住居余暇部門が前年同期をクリア。衣料部門は節約志向の高まりや、天候不順で2.7%減と苦戦を強いられた。

 売上総利益と営業収入を合わせた営業総利益は18億1,000万円増の537億3,500万円。一方、積極的な投資や出店、各種コスト上昇などの影響で、人件費が14億3,000万円、販促費が2億3,800万円、設備費が3億6,000万円、一般費が3億7,800万円それぞれ増えて、販管費合計は24億800万円増の506億5,400万円となり、営業利益は前年同期に比べて5億9,900万円減少した。

 2025年2月期の業績については、10 月 1 日付けで西友が北海道で展開していた 9 店舗を承継したことを踏まえ、売上高は前回予想から70億円増の3,580億円(同7.5%増)、営業利益で20億円減の90億円(同13.2%減)、経常利益で21億円減の89億円(同14.4%減)に修正した。