フジ、上期は2ケタ減益

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FUJI フジ 外観

 フジ(広島県)が10月7日に発表した2025年2月期第2四半期決算(連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比0.7%増の4,016億円、営業利益は14.6%減の51億円、経常利益は12.7%減の60億円と、増収も2ケタの減益となった。

 上期は、既存店の活性化を強力に推進。14店舗で改装を実施し、エリアドミナントの再構築を図った。また、新規出店と業態変更で2店舗を出店。生活防衛意識の高まりに対応するため、安さへの取り組みを継続するとともに、価格訴求を全面に押し出したことなどが功を奏し、営業収益を押し上げた。

 売上総利益は5.9%増(60億5,500万円増)の1,078億9,600万円、営業総利益については5.3%増(62億3,800万円増)の1,232億8,600万円となったが、大幅な賃上げや統合関連費用を計上したことなどから、販管費は6.5%増(71億2,200万円増)の1,181億1,700万円と膨らみ、営業利益は前年同期に比べて8億8,500万円ほど減らした。

 なお、2025年2月期の連結業績については、営業収益で1.1%増の8,100億円、営業利益で2.6%増の155億円、経常利益で1.9%増の177億円の増収増益を見通した。

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