イオンモール（千葉県）は10月7日、ベトナム社会主義共和国クアンニン省ハロン市に「イオンモールHa Long（ハロン）」を出店することを決定した。
クアンニン省はベトナム北東部に位置し、人口135万人を有し、観光資源が豊富である。特にハロン湾はユネスコ世界自然遺産に登録されている。近年、この地域は観光業だけでなく、生産・物流拠点や都市開発の推進によって、国内外からの投資を呼び込み、経済成長を遂げている。また、ハノイから中国国境までを結ぶ高速道路や国際空港、港湾整備により交通の利便性も向上している。
新モールの建設地は、ハロン市内の幹線道路である国道18号に面し、周辺には大規模な複合開発エリアやリゾートエリアがあり、観光客向けのホテルも立地するなど、さらなる人口増加が見込まれる地域である。
イオンモールは、現在展開している南部エリア（ホーチミン・ビンズオン）、北部エリア（ハノイ・ハイフォン）に加え、ベトナム第3経済圏である中部エリア（フエ・ダナン）を加え、その周辺都市へのドミナント出店を加速している。
同社は今後も、ベトナム事業の基盤確立を目指し、地方都市への展開を推進することで、持続的な経済成長を遂げるベトナムにおいて政府政策の実現や日系企業の誘致、地域のまちづくりに貢献していくとしている。
【概要】
モール名称 ：イオンモール ハロン（AEON MALL Ha Long）
所在地 ：ベトナム社会主義共和国 クアンニン省 ハロン市 バイチャイ区
敷地面積 ：約91,000㎡
※開店予定時期、施設概要、店舗面積、テナント構成など、詳細については確定した後に通知する