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ハローズ、上期は増収・2ケタ増益

ハローズ外観

 ハローズ(広島県)が9月27日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比8.2%増の1,032億円、営業利益が14.0%増の57億円、経常利益が14.3%増の57億円となり、増収・2ケタ増益で上期を折り返した。

 中間会計期間は、重点販売商品の育成、適切な品質・低価格を基本コンセプトにしたPB商品の拡充に努めたほか、生活防衛企画や自社会員カード「ハロカ」のポイント優遇施策を継続して行った。また、買物がしやすく、魅力度アップを目的にした改装を既存店5店舗で実施。自動発注システムの拡大にも積極的に取り組んだ。

 売上総利益は前年同期に比べて19億9,600万円増の257億1,100万円。売上総利益率は微増ながらも25.61%にした。販管費については、正社員と嘱託社員を対象に月額3万円の賃金のベースアップを実施したことなどで、14億7,200万円増の228億5,100万円となったが、売上総利益に営業収入を加えた営業総利益が21億7,800万円増えて286億100万円となったことから、前年同期より営業利益を7億600万円底上げした。

 2025年2月期の業績については、営業収益で3.2%増の2,017億5,500万円、営業利益で0.8%増の109億6,000万円、経常利益で0.5%増の109億5,000万円を予想している。