イオンモール(千葉県)は、中国江蘇省における6号店として「(仮称)イオンモール昆山開発区」の出店を決定したことを8月19日に発表した。
同モールが位置する昆山市は、蘇州市中心部と上海市の中間に位置する蘇州市の衛星都市である。上海からの1時間経済圏として古くから外資系企業の投資が進み、中国内県級市において都市総合競争力ランキング19年間連続で1位を獲得している。
また、2023年には上海市と昆山市、蘇州市中心部が地下鉄でつながるなど、産業発展に伴い、今後も都市の魅力度向上や持続的な人材流入が期待できる都市だ。
計画地は昆山市東部の経済開発区に位置し、東西方向の市内メイン幹線である前進路に接している。周辺はハイテク産業を中心に金融などのオフィスビルが密集するエリアのほか、近隣には住宅地も開発されている。
さらに計画地南側には、2024年末に完成予定の昆山体育公園が建設中で、サッカーの公式試合やコンサート等も計画されている。
同モールは、自然や体験を重視する近年の消費者ニーズに応える施設を目指し、開放型の屋外店舗や緑地公園、サンクンガーデンを併設することで、これまでにない新たな体験価値を提供する。
【施設概要】
所在地:江蘇省蘇州市昆山開発区
モール名称:「(仮称)イオンモール昆山開発区」
敷地面積:約60,000㎡
開店予定日:2027年(予定)