いなげや、第1四半期は営業・経常損失
いなげや(東京都)が8月13日に発表した2025年3月期第1四半期決算(連結2024年4月1日~6月30日)は、営業収益が前年同期比1.5%増の641億円となったが、利益については前年から一転、営業損失が5,000万円、経常損失が1億200万円と、大きく落ち込んだ。
第1四半期連結累計期間は、曜日セール、ポイント施策の強化やECのチャネル拡大などの施策を行い増収となったが、営業総利益が2億6,400万円増に止まり、販管費の7億3,800万円増を吸収しきれず、営業損失5,000万円を計上。
スーパーマーケット事業においては7店舗の改装を実施。既存店売上高は前年同期比1.4%増で推移し、事業売上高は0.8%増の496億円となったが、2億1,200万円のセグメント損失を生じた。また、ドラッグストア事業の売上高は、既存店売上高4.3%増が寄与し、事業売上高は4.4%増の116億円となったが、セグメント利益は84.0%減の2,300万円と大幅減益となった。
なお、2025年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想については、営業収益で1.7%減の1,270億円、営業利益で53.6%減の6億円、経常利益で60.7%減の5億5,000万円を予想した。