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米貿易赤字、2.5%減=3カ月ぶり縮小、エネ輸出が増加―6月

アメリカ 港
(i-stock/Windzepher)

 【ワシントン時事】米商務省が6日発表した6月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比2.5%減の731億900万ドル(10兆5400億円)だった。赤字幅は3カ月ぶりに縮小した。エネルギー関連の輸出が増加した。

 輸出は1.5%増の2659億3800万ドル。天然ガスや石油製品、民間向け航空機が増加した。輸入は0.6%増の3390億4700万ドル。医薬品関連や家庭用品が伸びたものの、原油や鉄・鉄鋼製品などが減少した。 

 国・地域別の赤字額(通関ベース、季節調整前)は、対中国が227億9500万ドル、対日本は41億300万ドルと、いずれも縮小した。

 赤字額の上位は中国、メキシコ、ベトナムが続き、日本は9位だった。