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サミット、ミズノと「小売業向けワーク用スニーカー」を共同企画

サミットとミズノが共同開発した「小売業向けワーク用スニーカー」
(画像)サミット・ニュースリリースより

 サミット(東京都)は、総合スポーツ用品メーカーのミズノ(大阪府)が発売する、水や油が散ったフローリングやタイルの床面でも耐滑性を発揮するワーク用スニーカー「FREEROAD EU 31L(フリーロード イーユー サンイチエル)」の企画開発に協力したことを7月12日に発表した。

 このスニーカーは、ミズノが小売業で働く人の多くが作業用途以外の運動靴などで業務していることに着目し開発した、初の小売業向けの転倒に配慮したシューズである。一見普通のスニーカーであるが、耐滑性に優れたアウトソールや、つま先補強に耐久性のある人工皮革を採用している。

 サミットにおいても社員の転倒による労災事故が増加傾向にあり、防止対策に取り組んでいたことから、今回の共同企画への協力に至った。

 実験店舗ではサミットの社員がサンプルシューズを履いて業務を行い、履き心地などについてアンケートやヒアリングに回答し、その結果に基づき調整を繰り返して出来上がったのが、このワーク用スニーカーだ。実験に携わった社員からも「履き心地が良く滑りにくい」と高い評価を得ている。