ファミリーマート、店内に設置するデジタルサイネージ10,000店達成
ファミリーマート(東京都)とゲート・ワン(東京都)は3月29日、全国47都道府県に展開するファミリーマート店舗内に設置されたデジタルサイネージ「FamilyMartVision」の設置店舗が10,000店を達成したと発表した。
このデジタルメディアは、地域や立地特性に応じた配信プランやAIカメラによる視認分析など、細分化されたサービスを提供している。これにより、週間で約6,400万人のリーチを実現する大規模なメディアプラットフォームに成長した。
10,000店舗達成を記念して、全国配信を申し込む企業に対して1枠を無償で提供するキャンペーンが実施される。デジタルサイネージの活用は、屋外広告や交通広告における効果的なマーケティング手法として国内外で増加している傾向を反映している。
「FamilyMartVision」では、POSデータやファミペイアンケートを用いた効果測定に加え、AIカメラによる視認分析を新たに導入し、視認率は64%に達した。この技術により、広告主に対してより詳細なデータ提供が可能になった。配信されるコンテンツは広告のみならず、ニュース、クイズ、アート、ミュージックビデオ、お笑いコンテンツなど多岐にわたり、店舗を情報発信の拠点としている。