トライアルHDがきょうグロース上場=ディスカウント店運営
九州地方を地盤としたディスカウントストアを運営するトライアルホールディングス(HD、亀田晃一社長、福岡市)は21日、東証グロース市場に上場する。公募と第三者割当増資による調達資金約380億円は、新規出店や既存店の改装、修繕といった設備投資などに充てる計画だ。
トライアルHDは、2015年9月に福岡市で設立。「トライアル」ブランドのディスカウントストアを全国に展開し、市場のニーズに応じた店舗開発に取り組む。物流網の整備やテクノロジーを活用した業務効率化によって、低価格運営も実現している。
24年6月期業績予想は、売上高が前期比8.9%増の7110億6700万円、営業利益が同33.0%増の185億7500万円、純利益は同33.3%増の107億7400万円としている。