アークランズ 第3四半期営業利益は22.1%減
1月12日にアークランズ(新潟県)が発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2023年3月1日~11月30日)は、売上高が0.6%減の2,356億円、営業利益は22.1%減の122億円の減収減益となった。
ホームセンター部門の売上高は、昨年6月にオープンした「ホームセンタームサシ御経塚店」、一昨年9月にオープンした「スーパービバホーム八王子多摩美大前店」や、既存店において専門化に注力したペット部門とリフォームサービスは伸長したが、既存店のDIY関連と家庭用品部門が苦戦したことに加え、昨年2月に閉店した「スーパービバホーム新習志野店」の影響を受け、2.4%減の1,866億円と低迷。その他の小売部門については0.4%増の72億円となったが、小売事業全体では売上高が2.3%減の1,939億円、営業利益は46.7%減の48億円に止まった。ホームセンターの既存店142店舗では、客単価は4.7%増で推移したものの、客数が7.3%減と振るわず、売上が2.9%減で推移したことが、収益に響いた。
2024年2月期連結業績については下方修正を行い、売上高は100億円下げて3,100億円(前期比1.1%減)、営業利益は44億円下げて157億円(同17.0%減)、経常利益は40億円減らして160億円(同16.6%減)を見込んだ。