【ワシントン時事】米商務省が20日発表した2023年7~9月期の経常収支(季節調整後)は、2003億400万ドル(約28兆7000億円)の赤字だった。主にモノの貿易赤字減を反映し、赤字幅は前期比7.6%縮小した。赤字額は国内総生産(GDP)比で2.9%と、前期の3.2%から圧縮された。
モノの輸出が堅調な伸びとなる中、モノの貿易赤字が縮小。一方、サービス貿易は旅行が好調で黒字額が増加し、経常赤字全体が減った。
モノとサービスを合わせた貿易赤字は前期比9.4%減の1847億3700万ドルだった。
4~6月期の経常赤字は2168億500万ドルに改定した。