セブン―イレブン・ジャパンは7日、レジ横で入れるセルフ式ドリップコーヒー「セブンカフェ」で、高級コーヒー豆「ブルーマウンテン」を使ったコーヒーを売り出した。期間限定販売で1杯250円。支援するジャマイカの生産地の豆を使っている。
コーヒー豆は需要が伸びている一方、産地では生産者の減少や温暖化の影響により生産量が減少。「ブルマン」豆の生産地であるジャマイカでも、木の老化が進んでいるほか、離農も増えているという。同社は売り上げの一部で生産者に苗木を寄贈し、安定的な収穫につなげる取り組みを行っている。
ドリップ中にコーヒーマシンの画面に産地の動画が流れる仕組みになっており、商品担当者は「何気なく買っているものが産地支援につながることに理解を深めてほしい」と話した。